成熟社会が生んだ知識人がもうお年寄り

終わりなき日常を生きろの著者、宮台真司さんが老害に変わりつつある

12人が死亡、5000人以上が重軽症を負ったオウム真理教(現アーレフ)による地下鉄サリン事件の発生から今日(3/20)で24年が経過する
14年前に記した通り、’成熟社会のつまらなさ’が社会を支配し、
私たちは自由を失い、大切な人権を奪われ続けている
依然として”指導者”たちはこの構造を糧に君臨している
”マスごみ”は’成熟社会のつまらなさ’の維持に加担し続けている
成熟社会が産んだ”若々しい知識人”たちは年老いてしまい、
真実を語り、社会を進化させる力を失ってしまっている
溢れるメディアの情報や企業の広告に本質は何もない
それらが私たちの体から心まで自由から遠ざけ、飼い慣らし、
自立する活力と意識を奪っている
’ポピュリズム’が指導者の羅針盤になり、
洗脳された心の覚醒も集中治療室からの脱出も、
私たち自身の’世間体’がじゃましてつかみとれない

いま思えば、15年前に綴り始めたこのブログは、
’成熟社会のつまらなさ’に私自身が迷わないように落としてきた’パンくず’なのだ
たとえ迷子になっても、抜け出すための道しるべになるだろう
’成熟社会のつまらなさ’に煩わされず自立した人生を送る
その鉄則は、その名の通り、’面白く生きる’ことだ